食品機械ラボ
おすすめ記事 2021.07.27

洋菓子店の方に導入をオススメしたい食品製造機械

「ホットミックス HOTMIX」

手作業で洋菓子製造を行っている方が機械化を考えた場合、初めに何を導入するべきか?手作業と同じような製品が本当に作れるのか?など疑問や不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は、食品製造機械の導入について考えてみたいと思います。

 

初めにどのような機械を導入するべきか?

初めて食品製造機械を導入する場合、汎用性の高い作業(その機械を使う可能性のある商品数が多いもの)から機械化する事をお勧めします。
そうする事で、機械の稼働率が高くなり、全体の効率化を図れます。

弊社の場合、洋菓子店のお客様にアドバイスを求められた場合・・・
まずはホットミックス HOTMIXをお勧めする事が多いです。

ホットミックスは弊社のIH式加熱搭載の万能ミキサーです。
スポンジケーキ、シュー生地、カステラ、ジャムなどの洋菓子店の定番品をホットミックスにより自動化する事ができます。

大きさの異なる2つの角型ホイッパーと平面鍋を使用しており、均一な攪拌によって上下の混ざりを改善しています。これにより鍋全体にムラなくミキシングができ、キメ細かく、均一な泡立ちを可能にしました。

また、従来ミキサーでは不可能であった粉あわせも問題なく均一に行えます。

ホットミックス HOTMIX

 

手作業と比べてどれ位の時間や手間の短縮になるのか?

食品製造機械を導入した場合、どの位時間や手間の短縮になるのか?
洋菓子の基本、スポンジ生地(ジェノワーズ)を例に考えてみます。

■手作業の場合(約10分)
卵、砂糖などを混ぜ合わせる
 ↓ 泡立て
粉を加える
 ↓ 粉合わせ
油脂を加える
 ↓ 混ぜ
成形、焼成

■ホットミックスの場合(約5分)
材料を投入する
 ↓ タッチパネルメモリーで自動制御
ブザーが鳴ったら、粉を加える
 ↓ タッチパネルメモリーで自動制御
ブザーが鳴ったら、油脂を加える
 ↓ タッチパネルメモリーで自動制御
成形、焼成

 

皆さまご経験済かと思いますが、分量が多くなる程、泡立て粉合わせ混ぜ の作業は手作業だと重労働になり、身体的負担になります。
洋菓子製造の現場では、腱鞘炎は職業病とも言われています。

この負担をホットミックスでは、あらかじめ登録したタッチパネルメモリーで自動制御で行います。現場の方は材料を投入するのみです。
又、泡立て、混ぜを自動で行っている間に、デコレーションなど別の作業をする事も可能ですので、作業時間を有効的に使え時間短縮につながります。

手作業と同じレベルの製品が作れるか?

食品製造機械の導入を検討される際に皆さま心配されるのが、手作業と同じレベルの製品が本当に作れるのか?店の味が守れるのか?ということです。
「お店の味」は本当に様々で、製造者様のこだわりが沢山詰まって素晴らしいそれぞれの味が出来ています。

ホットミックスは材料を投入後、混ぜる炊き混ぜ煮炊き・煮込み をタッチパネルメモリーにより自動で運転します。
かなり詳細な設定ができますので、1度設定を登録してしまえば、誰でも安定した製品づくりが可能になります。


 ・アイテム登録数は
20種類 
 ・工程数も20工程登録できます 
 ・数値目標4種類 
  (温度指定、タイマー、泡立て指定、手動) 
 ・いたずら防止のパスワード機能装備 

 

・ホイップセンサー(※オプション)
生地に対しリアルタイムで気泡の状態をあらわせます。ジェノワーズ、メレンゲ等の比重に代わる全く新しい目標数値で、泡立て生地の見極めはお任せです。

 

毎日のお手入れも考えて

毎日の事ですので、お手入れのしやすさも重要なポイントです。
せっかく製造過程で時間短縮が出来ても、メンテナンスに時間がかかっては台無しです。
部品が取り外せるか、丸洗いできるかなども導入前に検討しましょう。

ホットミックスはステンレス製でサビにも強く衛生的です。
攪拌部の安全カバーや製品パーツは、簡単に取り外しができます。
IHによる直接鍋だけの加熱なので、周辺温度の上昇がほとんどなく、機械がよごれても簡単に洗浄ができます。

 

食品製造機械の導入は、事前によく検討しましょう。

身体的負担が減り、時間短縮にもなる食品製造機械の導入ですが、導入前には良く検討し、ご自身のお店に合った機械を選ぶようにしましょう。
機器の選定に迷っておられる方は、ご相談も受け付けております。
ご検討中の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

 

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